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大会で着用した専用の白衣を着て笑顔を見せる糸井章太さん=芦屋市平田町
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大会で着用した専用の白衣を着て笑顔を見せる糸井章太さん=芦屋市平田町
最終審査で糸井さんが手掛けた弁当(ぐるなび提供)
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最終審査で糸井さんが手掛けた弁当(ぐるなび提供)

 35歳以下の料理人を対象に、飲食店検索サイト運営の「ぐるなび」などが主催する大会「RED(レッド) U-35 2018」が5~11月、東京や京都で開かれ、兵庫県芦屋市のフランス料理店シェフ、糸井章太さん(26)がグランプリ「レッドエッグ」に選ばれた。20代での受賞は同大会初。数次にわたる審査を勝ち抜いた糸井さんは「素材を組み合わせてうまく、味を引き出すことができた」と喜ぶ。(風斗雅博)

 糸井さんは京都府大山崎町生まれ。小学生の頃から料理人を目指し辻調理師専門学校(大阪市)へ。卒業後渡仏し、現地で1年間修業した。「メゾン・ド・タカ芦屋」への入社は4年前。「美食のオリンピック」と評され、同店の高山英紀料理長が出場した「ボキューズ・ドール国際料理コンクール」で助手を務めた。

 「RED U-35」は、若手を対象とする日本最大級の料理大会とされ、総合プロデューサーを放送作家の小山薫堂さんが務める。今年は国内外から567人の応募があった。

 糸井さんが「気が引き締まった」と振り返るのは、仕込みを含めて1時間以内に計12皿を仕上げる3次審査。技術だけでなくスピードも問われ、「時間はかかるが料理との相性が良い」と、酢と油の冷製ソースからワインを使ったソースに急きょ変更するなどのこだわりを見せた。

 最終審査は「鶏卵」を使った弁当がテーマ。半熟卵にトリュフのソースをかけたフランスの定番料理「ウフ・ア・ラ・コック」やシフォンケーキなど7品で、華やかに弁当箱を彩った。また、別の課題だった専門学校生への授業では、ピアノ音楽を流す中でマッシュルームのスープを振る舞う演出を見せ、「料理だけでなく人の気持ちをよく考えている」と評価された。

 「支えてくれたスタッフやシェフに感謝したい。責任を感じる」と糸井さん。来年も高山料理長の助手として「ボキューズ-」の世界大会(フランス)に同行予定で「世界一を取れるようサポートする」と話す。

 大会では、準グランプリに中華料理店「ワキヤ 一笑美茶樓」(東京都)の立岩幸四郎さん(33)=西宮市出身=と、フランス料理店「レストラン ビオス」(静岡県)の本岡将さん(25)=加古川市出身=が選ばれた。

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