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56回目となる上ケ原寄席のチラシを手にする奥田武紀さん=西宮市六軒町
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56回目となる上ケ原寄席のチラシを手にする奥田武紀さん=西宮市六軒町
旭堂南陵さん(大阪講談協会提供)
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旭堂南陵さん(大阪講談協会提供)

 阪神・淡路大震災の被災者に笑いを届けようと、震災直後から兵庫県西宮市六軒町の上ケ原公民館で開かれている「上ケ原寄席」が来年1月19日、56回目を迎える。震災から24年がたつ今も、住民たちの手で続き、地域の交流の場になっている。(斉藤絵美)

 同館周辺は震災で甚大な被害を受け、同館も避難所になった。地元住民が何とかして町を元気づけようと、同市在住の講談師、旭堂南陵さん(69)に高座を依頼。震災から約10カ月後の1995年11月、1回目の「上ケ原寄席」が開かれた。南陵さんによると、当時はまだ同館に避難している人もおり、「久しぶりに笑わせてもらった」と多くの人が喜んでくれたという。

 以降も年2~3回、同館でさまざまな講座を開く「活動推進員会」が中心となって寄席を開催。南陵さんを含む講談師や落語家が高座に上がり、いつも定員いっぱいになる盛況ぶりだ。

 来年1月で56回目を迎える寄席に、「こんなにも長く続くとは思っていなかった。地域の名物になっているのでは」と南陵さんは振り返る。活動推進員の奥田武紀さん(74)も「当時は被災者を励ますものだったが、今は地域の交流の場になっている。南陵師匠の体力が続く限り続けてほしい」と要望する。

 1月19日の寄席は午後1時半~3時半。南陵さんを含め講談師2人と落語家2人が出演する。無料。定員80人。事前申し込みは不要だが、定員を上回った場合は入場できない。同館TEL0798・72・7286

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