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全日本選手権でフリーの演技を終え、拳を握りしめる紀平梨花選手=23日、大阪府門真市
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全日本選手権でフリーの演技を終え、拳を握りしめる紀平梨花選手=23日、大阪府門真市
初優勝したグランプリファイナルでフリーの演技を終えた紀平選手=カナダ・バンクーバー
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初優勝したグランプリファイナルでフリーの演技を終えた紀平選手=カナダ・バンクーバー
紀平梨花選手が幼稚園のころ。運動会で活躍し、走るのがとにかく速かったという(広田幼稚園提供)
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紀平梨花選手が幼稚園のころ。運動会で活躍し、走るのがとにかく速かったという(広田幼稚園提供)

 フィギュアスケート女子で今季シニアデビューした兵庫県西宮市出身の16歳、紀平梨花選手が今年、大躍進を遂げた。今月、カナダでのグランプリ(GP)ファイナルで初出場で優勝を飾ると、続く全日本選手権でも2位となり、鮮烈な印象を残した。ニコニコの笑顔が目を引くGP女王は、地元・西宮でどんな幼少期を過ごしたのだろう? 恩師らに話を聞いた。(中川 恵、名倉あかり)

 紀平さんが3歳から約4年間通った広田幼稚園(西宮市広田町)。岸圭一理事長(75)は「周りに比べて小柄だったが、運動神経が良かった」と振り返る。

 逆立ち歩きは10メートル以上できたし、跳び箱も年中の終わりから年長にかけて8段をクリアし、他の子に教えていた。年長の時には1600メートルのマラソン大会で1位になったという。

 性格は「明るく朗らかで積極的」で、体を動かす以外の時間は、友達と楽しそうに話していた。幼稚園の頃からスケートを始めていたが、岸さんは「それ以外にも多くの習い事をしていた」と話す。

 西宮市立大社小学校(桜谷町)に入学し、5年生で浜田美栄コーチの門をたたいた。5、6年生で担任だった柴田春香教諭(31)=現・南甲子園小=は「練習に行ってから学校に来て、また午後から練習に行って。ほぼ毎日練習していた」と記憶している。

 紀平さんは「子どもらしい笑顔のイメージ」で、休み時間は友達とキャッキャッとおしゃべりしていたという。ある日、柴田教諭が「紀平さん、スケートをしているならジャンプの種類を教えてくれない?」と尋ねると、教室で回ったり跳んだりして実演してくれた。「本当にスケートが好きなんだな」と感じたそうだ。

 卒業文集には、ほかの児童が小学校の思い出などを書く中、紀平さんはスケートのことだけを書いていたという。当時のNHK杯で観客席から投げ込まれた花束などを拾う「フラワーガール」に選ばれてうれしかったこと。トップスケーターを間近で見られて、自分もそんな選手になりたいと思ったこと。そして「五輪に出て、コーチになりたい」とも-。

 紀平選手は来年3月、さいたまスーパーアリーナで開かれる世界選手権の代表にも決まった。今シーズンの締めくくりに、地元西宮の関係者もさらなる飛躍を期待している。

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