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「6メートル60を跳んでアジア大会で勝負できるようになりたい」と新年の抱負を話す高良彩花選手=尼崎市南塚口町7、園田女子大(撮影・風斗雅博)
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「6メートル60を跳んでアジア大会で勝負できるようになりたい」と新年の抱負を話す高良彩花選手=尼崎市南塚口町7、園田女子大(撮影・風斗雅博)
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高校総体で3連覇した高良彩花選手=2018年8月、三重県伊勢市
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高校総体で3連覇した高良彩花選手=2018年8月、三重県伊勢市

 「平成」が終わり、新年号が始まる2019年に、兵庫県の阪神地域で育ち、活躍が期待される高校3年生がいる。陸上女子走り幅跳びで全国高校総体を3連覇し、将来の五輪出場を目指す園田学園高校(尼崎市)の高良彩花選手(17)=西宮市出身。新年の目標を尋ねると、陸上競技の強豪大学に進学する高良選手は「飛躍」と、力強く答えてくれた。

 -東京五輪を翌年に控えた勝負の年。目標は?

 「東京五輪は目指してはいるけど、いきなり世界の大舞台で戦うのは今の記録では難しい。東京に絞らずいつか五輪に出場できるよう、目の前の1試合1試合に勝って先につなげたい。将来的には日本記録の6メートル86を塗り替えたい」

 -昨年は日本選手権で連覇、高校総体で3連覇し、日本高校タイ記録もマークした。

 「『女王』と呼ばれることはうれしい反面、プレッシャーと感じることもあった。勝ち続ける中での負けは怖かった。いつ負けるんだろうと思っていた」

 -その中で、高校総体後の国体は14位と惨敗した。

 「総体3連覇で気持ちが燃え尽きてしまった。結果として負けたことは良くないけれど、『次の試合では日本記録を狙おう』と気持ちを切り替えられた。負けからも学ぶことが多いと知ることができた。誰でも負けると知り、安心もした」

 -走り幅跳びの魅力は?

 「地面から反発をもらうのが好き。縄跳びも好き。走る練習よりジャンプの練習の方が得意。家で父から『地面をとらえる力が強いから歩く音が大きい』と言われたこともある」

 -春から筑波大(茨城県)へ進学する。

 「試合の応援に加え、練習の疲労がたまれば父がマッサージをしてくれて、家族の協力はありがたかった。独り暮らしで食事管理などの心配はあるけれど、強い先輩たちと切磋琢磨しながら練習できる日が楽しみ。肩や腰回りの筋力を鍛えて、1年で6メートル60を跳びたい。大学のインカレでも優勝したい」

 -子どもたちへのメッセージを。

 「負けや失敗を恐れず、挑戦してほしい。やらずに終わるよりやった方がいい」

(聞き手・斉藤絵美)

【こうら・あやか】2001年3月22日生まれ。西宮市立西宮浜小学校、西宮浜中学校出身。高校陸上部で顧問をする父の影響で小学4年から陸上を始め、5年から五輪メダリスト朝原宣治さんが主宰する「NOBY T&F CLUB」に所属。昨年6月に日本高校記録に並ぶ6メートル44をマークし、高校総体では女子走り幅跳びで3連覇。U20世界選手権でも銀メダルに輝いた。157センチ、48キロ。

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