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開門神事講社の平尾亮講長(右)から赤門を押さえるこつを教わる阿部美由紀さん=西宮市社家町
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開門神事講社の平尾亮講長(右)から赤門を押さえるこつを教わる阿部美由紀さん=西宮市社家町

 10日早朝にある西宮神社(兵庫県西宮市社家町)の伝統行事「開門神事福男選び」で、東日本大震災の被災地で「福女」となった阿部美由紀さん(36)=岩手県北上市=が女性では初の開門役を担う。8日に同神社で打ち合わせをした阿部さんは「被災地を支援してくれた人たちに感謝の気持ちを伝えたい」と意気込む。(小谷千穂)

 マラソン経験のある阿部さんは、岩手県釜石市で毎年2月に開かれる「新春・韋駄天競走」の女性部門で2017、18年の2年連続「福女」になった。

 韋駄天は、西宮の福男選びを参考に震災後の14年に始まり、津波避難の訓練を兼ねて実施。高台を目指して約300メートルの坂を上るコースで、男女のほか親子部門がある。15年から西宮神社公認となり、福男選びを運営する開門神事講社の平尾亮講長(42)らが毎年手伝いに訪れている。

 自宅が半壊するなど自身も被災した阿部さんは、昨年の競走後、「私も何かできないか」と平尾さんに声を掛け、西宮神社での神事に参加が決まったという。

 開門役は、「一番福」を目指す集団に開けられないように門を押さえる重要な役目。8日の打ち合わせで阿部さんは、平尾さんから赤門の押さえ方や開門後に逃げる方向などを教わった。当日は、韋駄天のゴール地点にある「仙寿院」の法被を着て参加。神事後などには「阪神・淡路大震災から復興した西宮と釜石を神事がつないでくれた」など書かれたメッセージカードを配る予定だ。女性初の開門役に阿部さんは「プレッシャーだが今年の明るい話題になるよう全力でやりたい」と話した。

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