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宝塚を離れ、「別府ラクテンチ」で稼働している二重式観覧車「フラワーかんらん車」=大分県別府市(別府ラクテンチ提供)
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宝塚を離れ、「別府ラクテンチ」で稼働している二重式観覧車「フラワーかんらん車」=大分県別府市(別府ラクテンチ提供)
かつての宝塚ファミリーランド。二層二重式の観覧車「フラワーホイール」はシンボルの一つだった=1994年撮影(阪急電鉄提供)
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かつての宝塚ファミリーランド。二層二重式の観覧車「フラワーホイール」はシンボルの一つだった=1994年撮影(阪急電鉄提供)

 2003(平成15)年4月7日に惜しまれつつ閉園した「宝塚ファミリーランド」(兵庫県宝塚市)。当時の遊具が今も、別の地で稼働していることをご存じだろうか。家族連れやカップル、皆に愛された観覧車「フラワーホイール」は、宝塚を離れ、第二の“人生”を歩んでいる。

 1964(昭和39)年、「日本初の二層二重式観覧車」の触れ込みで「スカイフープ」として登場したフラワーホイール。ユニークな形状は、阪神間の多くの人の記憶に刻まれた。

 ファミリーランドの閉園後、大阪市福島区の遊園施設総合メーカー「岡本製作所」が譲り受け、二層構造の観覧車を二つに分割した。

 一つの行き先は、大分県別府市の遊園地「別府ラクテンチ」。04(平成16)年、「フラワーかんらん車」と名を変え、観覧車は九州の温泉地で動き始めた。岡本製作所の岡本典之社長(58)は「しっかり整備さえすれば、まだまだ使えた。ラクテンチでは二層も必要ないということだった」と当時を振り返る。

 ラクテンチのホームページは「日本唯一ここだけの二重式観覧車。頂上からは別府湾、別府市市街地を一望できる」とPRする。スタッフは「来園者の半分から三分の一が乗る人気の乗り物です」と話す。

 岡本製作所によると、二層から分割されたもう片方は、ミャンマーの首都ネピドーの施設に移設されたという。

 宝塚から、大分とミャンマーへ。ラクテンチではきょうも、人知れずファミリーランドの記憶を背負いながら回り続けている。(中島摩子)

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