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チャリティーショップ「ふくる」で出迎える藤原舜さん(前列右)らスタッフと、清田仁之さん(前列左)=尼崎市上坂部3
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チャリティーショップ「ふくる」で出迎える藤原舜さん(前列右)らスタッフと、清田仁之さん(前列左)=尼崎市上坂部3

 寄付を受けた品をそろえ、障害のある人が気兼ねなく働ける古着屋「チャリティーショップ ふくる」が14日、兵庫県尼崎市上坂部3の「コープ尼崎近松」内にオープンする。先天性の脳性まひがある藤原舜さん(26)はスタッフを任され、昨年に英国で研修した。藤原さんは「この店からチャリティーショップの活動を日本中に広げたい」と期待に胸を膨らます。(小谷千穂)

 チャリティーショップは、市民から寄付された物品を販売し、収益を非営利活動に使う店のことで、欧米で広く普及している。藤原さんは昨年5月、国内に1万店舗以上がある英国のロンドンを訪れ、10店舗を巡った。

 「ふくる」を運営するのは、藤原さんが利用するヘルパー派遣などのNPO法人「月と風と」(同市東園田町4)。「服(福)がくるくる(回る)」から名付けられた。藤原さんを含め、服好きの主婦や高校生、精神障害がある2人など約15人がスタッフを務め、「どんな服屋だったら行きたいか」などと半年間話し合ってきた。

 店には婦人服や紳士服など約500点が並ぶ。スタッフのコーディネートもメッセージ付きで紹介。藤原さんが選んだ紺色のセーターと水色のワイシャツの重ね着には、「マジメな場所も遊びもOK!」と添えられている。

 「ロンドンのように、おしゃれを楽しめる店にしたい」と笑顔を見せる藤原さん。月に1度は洋服店に行くほど服が好きで、帰国後はおしゃれに磨きが掛かり、耳にはピアスを着け、髪も染め始めた。

 「月と風と」の代表で、藤原さんとロンドンを視察した清田仁之さん(44)は「障害のある人は作業所で働くのが当たり前になっているが、それぞれ個性がある。彼(藤原さん)は接客に向いている。ここの経験で自信を付けてほしい」と話す。売上金は障害のあるスタッフの給与や、2店舗目のチャリティーショップを作る資金とするという。

 営業は水曜から土曜までで、午前11時~午後3時。14日午前10時から同市上坂部3のレンタルスペース「ツムグバ」で開店を記念する催しがあり、稲村和美市長やスタッフらが参加するファッションショーもある。現在は服の寄付を受け付けていない。

 コープ尼崎近松TEL06・6496・0227

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