阪神

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西宮市市民文化賞を受けた文化プロデューサーの河内厚郎氏(西宮市提供)
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西宮市市民文化賞を受けた文化プロデューサーの河内厚郎氏(西宮市提供)

 阪神地域にとって「平成」は、どんな時代だったのか。明治末期から昭和初期にかけて花開いた文化「阪神間モダニズム」の“名付け親”で、兵庫県西宮市に住む文化プロデューサーの河内厚郎さん(66)に聞いた。

     ◇

 阪神間はかつて「大阪の郊外住宅地」という位置づけだった。それが平成の30年で、京都と並ぶ「関西の主役」になったといえる。西宮市は阪神・淡路大震災後、人口が増え続けたが、それは「住みやすいから」だけではなく、「いいところ」という意識があるからだろう。

 阪神間には多くの作家や音楽家、画家が暮らし、昭和から平成にかけて文化の中心地として発展した。平成17(2005)年に開館した県立芸術文化センター(西宮市)をはじめ、オペラに力を入れているみつなかホール(川西市)や現代演劇の専門劇場アイホール(伊丹市)、ベガ・ホール(宝塚市)など個性的なホールがそろった。来春には宝塚市に文化芸術センターができる。センターは宝塚大劇場に近く、宝塚歌劇と関連させたらおもしろい。

 阪神間は、誰もが住みやすい「庶民的」なまちでなくてもいい。歴史や文化にこだわって、少し「嫌み」があっても。例えば、芦屋市は全国で初めて市全域を景観地区に指定し、景観の良さを守っている。

 令和時代は、もっと全国にアピールしてほしい。文化庁は京都に移転するが、全国的な組織を誘致してもいいだろう。兵庫県は阪神間の自治体と組んで、戦略的にPRしていくべきだ。(聞き手・中島摩子)

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