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谷崎潤一郎の手紙や妻が身につけた着物、愛猫のはく製も飾られた展示会場=芦屋市精道町
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谷崎潤一郎の手紙や妻が身につけた着物、愛猫のはく製も飾られた展示会場=芦屋市精道町

 生涯で3度の結婚をした文豪、谷崎潤一郎(1886~1965年)の人間関係にスポットを当てた特別展「スキャンダル 噂の文豪」が、兵庫県芦屋市伊勢町の谷崎潤一郎記念館で開かれている。それぞれの妻と過ごした時期ごとに写真パネルや恋文、愛用品など計約100点が飾られ、谷崎が生み出した名作との結びつきを紹介している。6月30日まで。

 谷崎は生涯で石川千代と古川丁未子、根津松子の3人と結婚。その姉妹や親戚、友人などを巻き込んだ恋愛模様は「痴人の愛」や「蓼喰う虫」、「鍵」などの作品の基になったとされる。

 会場には、石川千代と後に夫となる作家・佐藤春夫との連名でしたためられた「離婚挨拶状」、前妻と後妻が一緒に並ぶ集合写真など、谷崎の恋愛遍歴が垣間見える資料が並ぶ。

 また、晩年に著した「瘋癲老人日記」で登場人物のモデルになったおいの妻・千満子への手紙も展示され、「私が崇拝するあなたに支配されるようになることを寧ろ望んでいる」などとつづられ、女性への執着が作品への原動力となったことがうかがえる。

 月曜休館。一般400円、大学・高校生300円、中学生以下は無料。同館TEL0797・23・5852

(風斗雅博)

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