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宝塚歌劇の名演出家、内海重典さんが開会式を手がけた大阪万博のグッズが並ぶ企画展=宝塚市武庫川町
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宝塚歌劇の名演出家、内海重典さんが開会式を手がけた大阪万博のグッズが並ぶ企画展=宝塚市武庫川町

 宝塚歌劇の名演出家で、1970年の日本万国博覧会(大阪万博)開会式や「宝塚まつり」の演出も務めた内海重典さん(1915~1999年)の業績をまとめた企画展「華麗なる演出の世界 内海重典の世界」が、兵庫県宝塚市武庫川町の宝塚文化創造館2階展示室で開かれている。ゆかりの品や映像で、日本の舞台演出のパイオニアとして活躍した歩みを紹介する。(小谷千穂)

 同館2階の「すみれ♪ミュージアム」で、市文化財団が宝塚市と歌劇との関わりをテーマに企画した。内海さんの娘から遺品を借り、大阪万博の記念メダルや感謝状、宝塚まつりの台本、宝塚歌劇OGの寄せ書きなど約20点を集めた。

 学生時代から宝塚ファンだったという内海さんは、39年に宝塚歌劇団に入団。雑誌「歌劇」の編集に携わった後、演出家として「ミモザの花」(46年)「ファイン・ロマンス」(47年)と立て続けにヒットさせた。日本で初めてのディナーショーや、白煙用のドライアイス、ワイヤレスマイクの使用といった目新しいアイデアを次々と生んだ。

 以降、大阪万博の開会式に始まり、72~98年の宝塚まつり、神戸ポートアイランド博覧会、御堂筋パレード、国際花と緑の博覧会-と演出の大役に引っ張りだこ。企画展は映像や写真を交え、当時の内海さんの心境など裏話も紹介する。

 ワイヤレスマイクの開発秘話として「新聞記者から『コードが見苦しい』と批判されたから」とも明かされる。

 同館の西本宏館長は「再び大阪で行われる万博を前に、内海さんの素晴らしい功績を知ってもらいたい」と呼び掛けた。

 来年4月14日まで。大人300円、中高生200円、小学生100円、未就学児は無料。午前9時~午後4時半。水曜は休館。宝塚文化創造館TEL0797・87・1136

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