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新設された桂米朝さんの記念コーナーを見詰める(左から)長男の桂米團治さん、次男の中川透さん、三男の渉さん=尼崎市武庫之荘3
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新設された桂米朝さんの記念コーナーを見詰める(左から)長男の桂米團治さん、次男の中川透さん、三男の渉さん=尼崎市武庫之荘3

 2015年に89歳で亡くなった人間国宝の落語家桂米朝さんが半世紀以上暮らした兵庫県尼崎市武庫之荘地区にある武庫之荘文化会館(同市武庫之荘3)に1日、功績をたたえる常設コーナーがお目見えした。住民が米朝さんから譲り受けた記念品など約20点を展示。除幕式の後、同地区で生まれ育った息子3人が、地元に愛された米朝さんのエピソードを明かした。

 米朝さんは戦後、消滅寸前だった上方落語の復興に尽力し、ラジオやテレビ番組の司会を務めるなど多方面で活躍した。同地区には1961年から住み、自宅の稽古場では20人以上の弟子を指導。70年には自治会副会長を務めた。

 展示は「地元の誇りである米朝さんのことを後世にも伝えたい」と自治会「武庫之荘文化会」が計画。人間国宝の認定書や、自宅での写真、住民が米朝さんからもらった文化勲章記念品の湯飲み茶わんも並べた。

 長男桂米團治さん(60)や稲村和美尼崎市長らも駆け付け除幕を行った後、双子の次男中川透さん(58)、三男渉さん(58)を交えトークショー。幼稚園の運動会でカメラを構える姿など、米朝さんの父親としての一面も紹介された。

 米朝さんにもらった浴衣布を寄贈した同会相談役の橋本勝太郎さん(79)は「穏やかな人だった。この展示で若い人にも功績を知ってもらいたい」と話した。

 午前9時~午後4時。土日祝日休館。同館TEL06・6431・0713

(小谷千穂)

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