阪神

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 兵庫県芦屋市の山中健市長(69)が10日に任期満了を迎える。2003年以降、阪神・淡路大震災後のまちの再建に取り組んだ。4期16年に及んだ市政のかじ取り。山中市長に、任期中の思いや意を尽くした施策をざっくばらんに語ってもらった。

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 就任した16年前を思い返すと、消防庁舎はともかく、市役所の東庁舎や分庁舎が建つとは思いもしませんでした。とても、大きな予算がかかるハード事業なんて手が付けられないと。

 当時は山手幹線の工事が8割方完成した状態で止まっていました。1円、10円を削る行財政改革のさなか、「そんなに何億円も出せません」という意見も市役所内部にあって。葛藤もありましたが、ここまで進んでいて放置するわけにはいかないと、県に工事を委託して支払いを先にしてもらいました。

 昨年完成した高浜町の公営住宅集約化は私の個人的な発想からです。芦屋大学のグラウンドが一等地にあったので、市として活用できないかと考えていました。

 西蔵町、浜町、南宮町の市営住宅は老朽化して、エレベーターもない。これでは高齢者は外に出るな、ということですし、現地で建て替えをすれば引っ越しが二度手間になる。副市長らと大学の理事長に会って土地の提供をお願いしました。

 住民から大きな反対はなくスムーズに移行できたと思います。整備にあたって私も「夏は盆踊り、冬はもちつきができるような空間をつくってくれ」と提案しました。各地区から住民が集まってくるのでコミュニティーは大事ですからね。(聞き手・風斗雅博)

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