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「育ててくれてありがとう」。保護者に渡すプレゼントを手にする園児たち=伊丹市千僧6
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「育ててくれてありがとう」。保護者に渡すプレゼントを手にする園児たち=伊丹市千僧6

 6月5日は「マパの日」-。兵庫県伊丹市の保育園で、5月の母の日と、6月の父の日を設けず、親に感謝する日として、ママとパパの間を取った「マパの日」を制定し、園児たちが5日、手作りのプレゼントを保護者に贈った。近年はひとり親家庭が増えるなど、家族のあり方が多様化。多くの保育園や幼稚園で母の日や父の日のイベントが廃止されているという。(斉藤絵美)

 今年春に開園した同市の企業主導型保育所「トイロロ保育園」。介護事業会社「アラタカ・スター・ホールディングス」(西宮市)が運営し、現在は0~2歳児の12人が通う。

 保育士たちが園の催しを検討する際、母の日と父の日をどう扱うか話題に。別の園で勤務経験のある保育士から、ひとり親家庭の増加に伴って行事をしない園があると聞いた。しかし、子から親へ感謝の気持ちを伝えることは大切ではないか-。保育士からも「できるのであれば何かやりたい」という声が強かったという。こうした議論の末、中村祐介園長(40)から「マパの日」の提案があった。

 プレゼントは園児たちが手作りしたキーホルダー。画用紙にマスキングテープを自由に張ってもらって、保育士がそれをTシャツ型に加工し、ひもを付けて仕上げた。5日の帰宅時に、花束とともに保護者に手渡された。

 中村園長は「ひとり親世帯が増えたから行事をやめようという消極的な考えではなく、違うやり方ならできる。イベントを復活させる動きが他の園でも伝染してくれることを願う」と話している。

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