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2011年3月、神戸新聞の取材に応じた田辺聖子さん=伊丹市内
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2011年3月、神戸新聞の取材に応じた田辺聖子さん=伊丹市内

 兵庫県伊丹市在住で91歳で死去した作家で文化勲章受章者の田辺聖子さん。親交が深かった伊丹市職員の上地秀治さん(63)は「重鎮の先生で緊張したが、とても気さくな人だった」と話す。

 上地さんは2008年、田辺さんに「伊丹大使」への就任を依頼した。当時を「『(伊丹市在住の作家の)宮本輝さんにお願いしてはどうですか?』と言われたが、何とか受けていただけた」と振り返る。それ以降、同市図書館「ことば蔵」の名誉館長や講演会の出演依頼などで年1回程度、田辺さんの自宅を訪れた。

 田辺さんの自宅地下にはバーカウンターがあり、編集者らとお酒を楽しむことも多かった。宝塚歌劇のファンで、自宅の応接間はスヌーピーのぬいぐるみが並べられており、「かわいらしいと思う部分があった反面、お酒を飲んで語り始めると芯の強い部分をみせる女性だった」と振り返る。

 田辺さんが色紙に好んで書いた「まいにちバラいろ」という言葉の意味を尋ねた際、「華やかな面だけでなく、美しく咲いてみようという気持ちがあるからこそ咲いている。人間もバラも同じだと思います」と答えたことが印象に残っているという。(斉藤絵美)

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