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保育園児2人が乗用車にはねられた現場=西宮市樋之池町
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保育園児2人が乗用車にはねられた現場=西宮市樋之池町

 兵庫県西宮市樋之池町で13日、歩いていた保育園児の列に乗用車が突っ込み、女児2人が重軽傷を負った事故を受け、同市は、市立保育所23カ所に改めて注意を促す通知を出した。5月には大津市で散歩中の園児2人が犠牲になった交通事故があり、関係者は注意していただけに「どうすれば防げたのか」と頭を悩ませる。

 13日午前、同町の歩道で、「のぞみ夢保育園」の園児17人と女性保育士2人が公園に向かっていたところ、乗用車が衝突。6歳の女児が車の下敷きになって右肩の骨を折り、5歳の女児が両膝を擦りむいた。

 近くの工務店で勤める女性(55)は事故直後、立ったまま泣き続ける園児や、何かを叫ぶ保育士の姿を見た。「周囲に保育所が多く、広い公園もあって子どもたちがよく通る。大津の事故があり、同僚と『運転に気をつけないとね』といっていたところなのに」と顔をこわばらせた。

 けがをした園児が通う同保育園を運営する社会福祉法人の崎山泰弘専務理事(64)は「散歩コースを点検するよう指示したばかりだった。まずは園児、保護者の心のケアに全力で取り組む」とした。

 大津市の事故後、西宮市は市内の幼稚園、保育所に地域の事故発生状況を記したマップを使って事故防止を図るよう指導。今月10日発行の市広報紙でもマップを紹介したばかりだった。今回の現場は過去に同様の事故はなく、市の担当者は「保育園が選んだ散歩コースは間違っていない。正直、どう注意喚起すべきか苦慮している」と語った。

 また、西宮署の幹部も「歩道なので緩衝材を置くのも難しい。ドライバーへの啓発を続けるしかない」と話した。(初鹿野俊、斉藤絵美、山本 晃)

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