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パタンジェ村で行った手芸教室(左、上)各戸に設置した煙突(右下)=夢広の会提供
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パタンジェ村で行った手芸教室(左、上)各戸に設置した煙突(右下)=夢広の会提供

 2015年4月からネパールの標高約2500メートルにあるパタンジェ村(約100戸、450人)を支援する兵庫県西宮市の市民団体「夢広の会」(23人)が、23日午後2時から同市男女共同参画センター(高松町)で報告会を開く。住民の生活向上を目的にした、この1年の取り組みが紹介される。(三津山朋彦)

 夢広の会は広本勝治さん(66)、敏美さん(65)夫婦=同市=が中心となり結成。2人は13年にネパールを旅行中、ポーターの青年サンカル・ラナ・マガールさん(23)から貧しく教育が受けられない悩みを聞き、サンカルさんの日本留学を援助しようと決意した。

 15年3月にサンカルさんの実家があるパタンジェ村を訪ね、現金を得るために他国への出稼ぎや、ポーターの仕事に頼るほかない同村の事情を知って心を痛め、村全体の支援も手がけようと同会を結成した。

 同年4月のネパール大地震で、同村は7割の家屋が損壊するなど大きな被害を受けた。直後に雨しのぎ用のブルーシートを送り、その後は1年2回のペースで会員が現地を訪問。17年には神戸市のNPO法人「CODE海外災害援助市民センター」の協力で集会所用に約100平方メートルの耐震ハウスを建設した。

 昨年は家屋にかまどの煙が充満し、目やのどを痛める住民が多いことから、全戸に排煙用煙突を設置。女性の現金収入に結びつくよう、ミシンを贈って手芸品づくりを紹介し、農業技術も指導している。

 サンカルさんは語学留学を果たし、現在は日本での就職を目指して大阪府内の専門学校で勉強中。同会には、村の子どもたちに簡単な数学や英語を教える計画もあり、「学生さんなど、若い人たちの力を借りられたら」と報告会への参加を呼び掛けている。問い合わせは夢広の会のメールアドレス(yumehironokai@outlook.jp)まで。

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