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湿地で羽を休めるハッチョウトンボ=宝塚市玉瀬
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湿地で羽を休めるハッチョウトンボ=宝塚市玉瀬

 体長約2センチで国内最小とされているハッチョウトンボが、兵庫県宝塚市玉瀬の丸山湿原に姿を現している。夏本番を思わせる強い日差しを受け、水草の間を元気に飛び回っている。

 ハッチョウトンボは日当たりの良い湿地を好み、オスの体は成熟すると真っ赤になる。湿地の減少に伴い個体数は減少し、兵庫県版レッドデータブックでは絶滅の危機が増大しているBランクに指定されている。

 水辺に目をこらすと、水草の先端で羽を休めたり小さく羽ばたいたりする赤いオスを見つけられる。近くでメスが飛び交うと捕まえて繁殖活動を行う。

 市民団体「丸山湿原群保全の会」によると、現在は例年より個体数が少ないという。今住悦昌代表(58)は「希少種なので捕まえずに見守ってほしい」と話している。(風斗雅博)

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