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色水を入れたポリ袋をつるした水の立体的作品。発表された1955年当時は「水の彫刻は珍しい」と評判を呼んだという=芦屋市伊勢町
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色水を入れたポリ袋をつるした水の立体的作品。発表された1955年当時は「水の彫刻は珍しい」と評判を呼んだという=芦屋市伊勢町
色電球などをあしらった「電気服」から着想を得て描かれた作品=芦屋市伊勢町
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色電球などをあしらった「電気服」から着想を得て描かれた作品=芦屋市伊勢町
段ボールや新聞紙の陶芸作品=芦屋市伊勢町
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段ボールや新聞紙の陶芸作品=芦屋市伊勢町

 所蔵する美術作品を「何を使って」「どうやって」といった素朴な疑問から区別して飾るコレクション展「こどもとおとな-これ、なににみえる?」(神戸新聞社など後援)が、兵庫県芦屋市伊勢町の市立美術博物館で開かれている。近現代の絵画や彫刻、写真など約60点が会場に並び、解説パネルも交えて訪れる人たちの好奇心をかき立てる。(風斗雅博)

 美術のジャンルにとらわれず、親子で楽しめるような展示をしようと企画された。芦屋市で結成された前衛美術グループ「具体美術協会」をはじめ、国内外で活躍する作家計40人の作品が、「なにで(素材)」、「どうやって(技法)」、「どんなふうに(表現)」の章に分けて作品を紹介する。

 「なにで」の章は、麻布や炭酸カルシウム、ビニール系接着剤などを用いて仕上げた立体的な絵画が飾られる。御影石を座布団の形に削って作り上げた作品「黒の座」は本物と見まがうほどのできばえで、素材に対する興味を呼ぶ。

 続く「どうやって」の章では、段ボール箱に積まれた新聞紙の束を再現した焼き物を展示。消費されるはずの情報物が大切に保存されていくという価値観の転換が図られている。

 保育士を目指すという夙川学院短期大学(現神戸教育短期大学)3年の女子学生(21)=同県加古川市=は授業の一環で鑑賞した。「自分では考えがつかない発想の作品があった。児童との造形遊びにも使えそうで勉強になります」と話していた。

 9月23日まで。午前10時~午後5時。月曜休館(祝日は開館し、翌日休館)。一般500円、大学・高校生300円、中学生以下は無料。8月11日、9月1日は観覧無料となる。

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