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マイナス3~8度の室温を保つ倉庫で氷を運び出す寺本良明さん=尼崎市潮江4
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マイナス3~8度の室温を保つ倉庫で氷を運び出す寺本良明さん=尼崎市潮江4

 23日は、二十四節気で暑さが最も厳しくなるとされる「大暑」。梅雨明けが近づく中、70年以上にわたって製氷卸売業を営む「寺本氷室」(兵庫県尼崎市潮江4)の店舗では、氷の出荷が最盛期を迎えている。

 同店の氷は尼崎市内の飲食店や鮮魚店のほか、同県伊丹、西宮市内の祭り屋台などで使われる。9月にかけて夏場の出荷量は冬場の倍以上になるという。

 大阪市港区の製氷会社から仕入れた1本約140キロの氷柱を使用。直径約90センチの丸のこを使い、注文に応じて64等分に分割したり、粉砕機でかち割り氷にしたりする。この時期の倉庫には最大60本の氷柱が並び、従業員たちは手かぎで氷を取り出しては、熟練の技で次々と切り分けている。

 同店代表の寺本良明さん(59)は「冷夏や雨の影響で出荷量は例年より低調だが、梅雨明け後に期待したい」と笑顔を見せた。(風斗雅博)

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