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工作物(左)とプレゼントされたクリッチャを持つ鳴岩はるかさん。時計盤の手書きの文字や色、パンダの表情まで丁寧に再現されている=尼崎市内
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工作物(左)とプレゼントされたクリッチャを持つ鳴岩はるかさん。時計盤の手書きの文字や色、パンダの表情まで丁寧に再現されている=尼崎市内
さまざまな色や柄の布が置かれた作業場でクリッチャを作るスタッフ=芦屋市翠ケ丘町
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さまざまな色や柄の布が置かれた作業場でクリッチャを作るスタッフ=芦屋市翠ケ丘町
落書きの絵をもとに白石さんがクリッチャの設計図面を書き起こしていく=芦屋市翠ケ丘町
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落書きの絵をもとに白石さんがクリッチャの設計図面を書き起こしていく=芦屋市翠ケ丘町
「絵を見た瞬間、ワクワクする」と語る白石哲一さん=芦屋市翠ケ丘町
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「絵を見た瞬間、ワクワクする」と語る白石哲一さん=芦屋市翠ケ丘町

 子どもたちが思いのまま描いた落書きや工作物をぬいぐるみに仕上げるサービスがある。兵庫県芦屋市の「エソラワークス」が2013年から始め、これまでに約1600体を作った。「想像力がカタチになる」というロマンあふれるキャッチフレーズに、「忘れられない思い出に」と記念日のプレゼントとして人気を集めている。(風斗雅博)

 事業を始めたのは、同市の白石哲一さん(45)。8年前、友人の家に子どもの落書きを刺しゅうしたタペストリーが飾られているのを見て、「芸術的で温かみがあった」と感銘を受けた。長女や知人の子どもらが描いた絵をもとにぬいぐるみを作ってみると、「他の人も欲しがるで」と評判がよく、起業した。

 商品化したぬいぐるみの名前は「クリッチャ」。注文が入ると、写真などを参考に白石さんが手書きでぬいぐるみの設計図面を作り、スタッフ4人が丁寧に刺しゅうしていく。1カ月~2カ月半という制作期間の大半を、構想や材料の仕入れに費やすという。

 大事にしているのは「あえていびつな形を残すこと」。線のゆがみは極力再現し、子どもの発想の面白さを伝える。

 同県尼崎市に住む鳴岩さやかさん(43)は、長女はるかさん(10)のために今年4月、クリッチャを注文した。モチーフは、はるかさんが5歳の頃に作った親子パンダの紙時計。「当時の頑張りを思い出してくれたら」とさやかさんは話す。7月の誕生日にぬいぐるみをプレゼントされたはるかさんは照れながらも「うれしい」と気に入った様子。「今日から一緒に寝ようかな」と声を弾ませた。

 白石さんは「落書きには子どもの個性が詰まっている。ぬいぐるみを通してその発想を大事にしてもらえたらうれしい」と話す。エソラワークスは、30日と土、日曜と祝日は休み。問い合わせはTEL0797・20・1768

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