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温暖化により芦屋市に定着したとみられるナガサキアゲハの標本
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温暖化により芦屋市に定着したとみられるナガサキアゲハの標本
会場で展示されるチョウの標本=芦屋市三条町
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会場で展示されるチョウの標本=芦屋市三条町
オオムラサキの標本。調査中は飛来する個体も確認されたという
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オオムラサキの標本。調査中は飛来する個体も確認されたという

 兵庫県芦屋市内で採集されたチョウや貝類の標本が、同市三条町の三条文化財整理事務所で展示されている。環境省のレッドリストで準絶滅危惧種に指定される国蝶・オオムラサキなど希少種も並び、多様な標本から変わりつつある生態系の一端を感じることができる。展示は月、木曜の午前10時~午後4時。今月29日まで。(風斗雅博)

 市民団体「西宮自然保護協会」が、芦屋市の委託事業や独自の活動として2016年4月~18年12月、同市内の延べ約500カ所で調査した。子どもの教育に生かしてもらおうと、今年7月3日に同市に標本を寄贈した。

 標本のチョウは計68種、208頭(羽)。オオムラサキは同市奥山の山中で採取した幼虫を飼育してかえしたといい、青紫がかった羽の色合いやまだら模様が状態良く保たれている。

 また、同リストで絶滅危惧種に指定されているツマグロキチョウのほか、1960年代から阪神間で定着しつつあるとされるナガサキアゲハ、数十年ぶりに生息が確認されたオオウラギンスジヒョウモンの個体も並ぶ。

 同協会の神吉正雄理事(78)は「35年前の調査と比べて新しく確認された種類もある。チョウの生息域の変化は温暖化の影響を教えてくれている」と話す。

 このほか、計43種類が展示される貝類では、近年生息範囲が狭まっている準絶滅危惧種のオオタニシや、40年以上ぶりに確認されたハリママイマイなど貴重な標本を見ることができる。

 芦屋市生涯学習課TEL0797・38・2115

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