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2017年の西宮市中学校連合体育大会で披露された組み体操の5段タワー。安全を優先するため、今年から2段に下げられる=西宮市甲子園町、阪神甲子園球場(同市提供)
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2017年の西宮市中学校連合体育大会で披露された組み体操の5段タワー。安全を優先するため、今年から2段に下げられる=西宮市甲子園町、阪神甲子園球場(同市提供)

 兵庫県西宮市教育委員会は、阪神甲子園球場で毎年11月に開催する全市立中学校による体育大会で、3年生の男子が行ってきた組み体操の「5段タワー」を今年から取りやめる。大会終盤の見せ場の一つで、30年以上続いていたが、安全を優先して2段にする。ピラミッドも1段低くして4段とするほか、市立小学校の体育大会でもタワーやピラミッドの高さを下げて、重大事故の未然防止を図る。

 市教委によると、1951(昭和26)年から、毎年秋に市立中学校全20校と西宮養護学校が集う市中学校連合体育大会(中連体)を開催。遅くとも81年以降は毎回組み体操があり、5段タワーも行われてきた。

 5段タワーは四十数人で1基を形成。地面に四つんばいになった生徒の背中に2段目の生徒が中腰で手を突く。3段目は2段目の背中付近に、4段目も3段目の肩付近に両足で立ち、5段目に1人が上がる。高さ4メートルを超えるダイナミックさから、組み体操の中でも注目される演技だった。

 しかし、各地で大型の組み体操の危険性が指摘される中、市教委は今年1月に示された県教育委員会の基準も踏まえ、タワーは2段に、ピラミッドも4段に下げる方針を決定。同様に甲子園球場で11月に行う市立小学校連合体育大会でも、タワーは2段、ピラミッドは3段まで低くすることにした。

 7月に保護者に文書で知らせたところ、中連体で5段タワーを望む声も寄せられたが、市教委学校教育課は「高さを伴わない組み体操や、ダンスやリレーなど他のプログラムでも子どもたちの普段の成果を示したい」と理解を求めている。(初鹿野俊)

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