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不登校の児童や生徒を支援する適応指導教室「あすなろ学級」が移転する旧鳴尾北幼稚園の建物=西宮市花園町
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不登校の児童や生徒を支援する適応指導教室「あすなろ学級」が移転する旧鳴尾北幼稚園の建物=西宮市花園町

 兵庫県西宮市と同市教育委員会は10月から、増加する不登校の児童や生徒への支援体制を再編、拡充する。現在は、学校に近い環境で復帰を目指す大人数の適応指導教室「あすなろ学級」があるが、集団生活になじみにくい子どものため、前段階として少人数クラスを新設。1カ所しかない適応指導教室も増やす。(初鹿野俊)

 同市によると、市立小中学校で30日以上連続して欠席した児童と生徒は、2014年度は344人だったが、17年度は554人と1・6倍に増えた。

 あすなろ学級は長期間登校できていない児童、生徒が対象で、現在は約20人が通う。学校に復帰するステップとして、集団で学習や課外授業に取り組んでいる。

 あすなろ学級が置かれている市立こども未来センター(同市高畑町)には心理療法士やケースワーカー、医師も配置。ただ、同学級に通う子どもの大半はそうした福祉、医療的な支援は必ずしも必要ではない。一方で、集団生活が苦手で同学級に通うことさえ困難なケースが少なくないという。

 このため、市は10月から新たに4~5人単位の「プレあすなろ学級(仮称)」を同センターに三つ置く計画。継続するあすなろ学級は旧鳴尾北幼稚園(同市花園町)の建物に移転させる。これ以外にも、市は来年度以降、市北部地域も含めて適応指導教室を数カ所増やす方針。プレあすなろ学級からあすなろ学級を経て、学校に復帰する流れを描く。

 昨年度、あすなろ学級から学校に戻ることができた児童・生徒の割合は32%。市の担当者は「児童、生徒の個々の状況に合わせて、きめ細かくサポートしたい」としている。

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