阪神

  • 印刷
母の遺作を手にする川原美夢さん(左)と、出演者の一人、赤井彩香さん=西宮市今津水波町
拡大
母の遺作を手にする川原美夢さん(左)と、出演者の一人、赤井彩香さん=西宮市今津水波町
舞台に向け体を動かす川原美夢さん=西宮市今津水波町
拡大
舞台に向け体を動かす川原美夢さん=西宮市今津水波町

 神戸女学院大で舞踊を専攻したフリーランスのダンサー川原美夢さん(26)=兵庫県西宮市=が30、31日、西宮市甲東園3の甲東ホールで舞台「コンテンポラリーダンスで観る 蒼い森」を開く。画家で障害者も参加する絵画造形教室を主宰し、2014年に亡くなった母里依子さんの遺作を基に演出や振り付けを行った。美夢さんは「人間のいろんな側面を見せる作品。どんな人にも見に来てほしい」と話す。(中川 恵)

 里依子さんは1997年、障害の有無を超え、誰もが参加できる絵画造形教室「アトリエ が・らんふ」を立ち上げ、創作しながら指導を続けた。美夢さんは生徒として参加し、高校生からスタッフとして生徒のサポートに携わった。

 里依子さんが亡くなった時、美夢さんは大学3年生で舞踏の道に進んでおり、アトリエを続けることができなかった。「障害のある人の自由な表現を引き出すのは母にしかできなかった。継げなかったことが悔しかった」と振り返る。母や障害者アートを自分の表現で発表しようと、今回の舞台を企画した。

 里依子さんが幻想的な異世界を描いた連作「蒼い森」をベースに、アトリエの場面などを表現する。舞台に上がるのは美夢さんを含め7人で、ダンサーの赤井彩香さん(25)=尼崎市=は「美夢さんの思いに沿った形で、力になれるかが大切だと思う。考えることが楽しい作品」と話す。30日午後6時、31日午後1時と同5時の3公演。チケットは「CoRichチケット!」から申し込める。一般2500円、学生2千円、障害者500円。

 14年に開いた「遺作展」以来5年ぶりに、アトリエの生徒の作品展「が・らんふParty展リターンズ」も同時に開く。展覧会は28日~9月1日の午前10時~午後6時(1日は16時まで)で無料。問い合わせはメール(kyopinyan@gmail.com)まで。

阪神の最新
もっと見る

天気(10月22日)

  • 24℃
  • 18℃
  • 70%

  • 20℃
  • 16℃
  • 70%

  • 24℃
  • 16℃
  • 70%

  • 22℃
  • 17℃
  • 80%

お知らせ