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芦屋川に群生するツルヨシを刈り取る様子=芦屋市業平町(同市環境課提供)
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芦屋川に群生するツルヨシを刈り取る様子=芦屋市業平町(同市環境課提供)

 兵庫県芦屋市は、水遊びができる川辺を取り戻そうと、芦屋川の一部で群生するイネ科の「ツルヨシ」の除草を始めた。河原は高さ約2メートルのツルヨシに覆われ、夏場でも川遊びをする人の姿はほとんどいなかった。一方、その茂みは水生生物の格好の生育場所でもあり、同市環境課は「経過を観察しながら、市民が水に親しめる場所にしたい」とする。(斉藤絵美)

 ツルヨシは河川敷などの湿地帯に群生する。同課によると、1995年の阪神・淡路大震災前後から芦屋川で急速に繁茂し始め、現在は国道43号からJR沿線までの河原のうち、川幅約10メートルを覆ってしまう場所もあるという。

 芦屋川は川底が砂地で河原へ降りる階段が設置され、メダカやエビ、カニなども生育するほど水がきれいで、子どもらの水遊びには最適な場所だが、ツルヨシの群生もあってか、親子連れらの姿はほとんどない。

 こうした状況を受け、環境問題に取り組む市民や学識者らでつくる「芦屋市環境づくり推進会議」が今年6月、芦屋市民センター前の河原で約10メートルにわたり除草した。しかし、繁殖力が強く、わずか2カ月後に以前と同じほどの高さにまで再び生育したという。

 推進会議の事務局を務める同課の担当者は「上流から他の植物の種が運ばれて定着してくれることも期待したが…。同じ場所で継続的に除草を続け、親水場所としてPRしていきたい」としている。

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