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温かみのある作品が並ぶ会場=川西市下財町
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温かみのある作品が並ぶ会場=川西市下財町

 懐かしい昭和の風景をテーマに創作活動を続ける人形作家わたべみちこさん(兵庫県たつの市)の作品展が、同県川西市下財町の市郷土館で開かれている。柔和な表情で語らうおじいさんやおばあさん、寝転んで新聞を読む父の背で遊ぶ子どもたちなど、ぬくもりを感じる作品約20点が並ぶ。14日まで。(伊丹昭史)

 わたべさんは1952(昭和27)年、高知県生まれ。「物質的に豊かでなくても、人の優しさ、家族の絆を今より感じられた時代を残したい」と、自身の記憶や周囲の思い出話からイメージを膨らませて創作。粘土で顔のしわまで表現し、着物などの小物も細部にこだわる。各地の美術展や県展などで入賞している。

 会場は、館内にある大正期の和風建築で国登録有形文化財の「旧平安家住宅」。紙芝居を見る子どもたちの瞳は食い入るよう。小さい孫に笑顔で脚にしがみつかれ、思わず顔がほころぶおばあさんや、両親が野良仕事に出た家で仲良く留守番する子どもたちとおばあさんなどの作品がレトロな和室に展示されている。

 同館は「かごめかごめで遊ぶ子どもたちの人形を見て、歌い始める来場者もいる。昭和にタイムスリップしたような気分になってもらえれば」としている。

 午前10時~午後4時半(入館は同4時まで)。月曜休館(14日は開館)。大人300円、高校生以上200円、小学生以上150円。同館TEL072・794・3354

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