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佐川真人さんが今年のノーベル物理学賞受賞を逃したことが分かり、落胆する市立尼崎高校の同級生ら=8日夜、大阪市北区
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佐川真人さんが今年のノーベル物理学賞受賞を逃したことが分かり、落胆する市立尼崎高校の同級生ら=8日夜、大阪市北区

 世界最強の「ネオジム磁石」を開発し、ノーベル物理学賞受賞が期待されていた大同特殊鋼顧問の佐川真人さん。佐川さんが卒業した市立尼崎高校(兵庫県尼崎市)の同級生11人は8日夜、大阪市内の飲食店に集まって発表を見守ったが、今回も受賞はならず。落胆しながらも「9日の化学賞で」と望みをつないだ。

 集まった会場で、同級生たちは手を合わせてテレビ画面を見詰めた。しかし佐川さんの受賞を伝える速報は出ず、「えー」「あかんか」とため息がもれた。

 幹事の峰春昭夫さん(75)=大阪府枚方市=は「期待していたけど残念。今日はカラオケで憂さ晴らしして(化学賞が発表される)明日は各家庭で応援しましょう!」とあいさつ。「佐川さんの活躍は自分たちの励み。市尼の在校生にとっても希望の星だと思う。応援し続けたい」と話した。

 高校2年でクラスメートだった岡本幸子さん(76)=同府茨木市=は、持参したハーモニカを手に「賞をもらったら大きな音でお祝いの曲を吹こうと思っていたのに」と肩を落とした。「佐川さんの功績なら、いつ賞をもらってもおかしくない。審査員も(ネオジム磁石の)有り難みをもう一度思い出して」と訴えた。

 佐川さんは市立尼崎高校の同窓会に欠かさず出席。10月6日にも尼崎市内で開かれた会に顔を出し、「パソコンのハードディスクをはじめ、ネオジム磁石がなければ今のネット社会はなかった」と自身の功績を紹介した。同級生たちは「私たちが元気なうちに絶対賞を取ってほしい」と願っていた。(小谷千穂、名倉あかり、大盛周平)

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