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無病息災を祈って矢を放つ氏子=猪名川町民田
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無病息災を祈って矢を放つ氏子=猪名川町民田
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無病息災を祈って矢を放つ氏子=猪名川町民田

 兵庫県猪名川町民田の民田八幡神社で6日、江戸時代初期から約400年続く伝統行事「三矢の儀式」があった。2017年、18年と2度の台風被害で社殿が壊れて中止となり、3年ぶりの開催。集まった約200人の前で、無病息災などを祈って3本の矢が放たれた。

 儀式は町指定無形文化財で、新年や長男の元服を祝い、地区の長男と父親が執り行う。高齢化で若者がいなくなっても、氏子らが子役を演じてきた。

 だが、17年10月の台風でヒノキが折れて本殿を覆う屋根が壊れ、翌年の式が中止に。住民らは「三矢の儀式保存会」を立ち上げ、猪名川甲英高等学院(同町上阿古谷)の生徒も協力し修繕費用を集めた。ところが修復のめどが立った18年9月、台風21号で拝殿にスギの巨木が倒れ、2年連続の中止が決定。再び資金を調達して社殿を修繕し、3年ぶりの開催にこぎ着けた。

 6日は式典に続き、子役の同学院の生徒から、3本の矢を手渡された直垂姿の親役が矢をつがえた。最後の3本目は今年の恵方、西南西の空へと放たれ、拍手が送られた。

 神事を見つめた保存会会長の谷清さん(68)は「寄付に感謝している。これからも伝承していかなければ」と喜び、子役を演じた同学院1年の学生(16)=川西市=は「プレッシャーもあったけれど、参加できてよかった」と話した。(山本 晃)

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