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 神戸市では5016人の銘板が作られ、西宮市は1086人が慰霊碑に刻銘された。400人以上が亡くなった芦屋市でも銘板が制作され、碑の下に埋設された。118人の市民が命を落とした宝塚市では、震災から25年を経て、ようやく犠牲になった人たちの名前が形になって残される。

 宝塚では1997年、宝塚ライオンズクラブが「鎮魂之碑」を市郊外のゆずり葉緑地に寄贈。ただ、震災で亡くなった人の刻銘はなかった。震災20年となった2015年、市は交通の便がよい市街地の末広中央公園に碑を移設させ、犠牲者の名を残す別の碑の制作を計画し、市民に寄付を呼び掛けた。

 だが、移される鎮魂之碑の形状が一部変わることに反発があり、設計変更を余儀なくされた。市議会も「費用を追加してまで移す必要はない」などとして反対し、市はいったん移設を断念した。

 震災25年となる今回は新たな寄付も加え、費用の約135万円全てを寄付で賄い、刻銘が実現する。

 碑は白御影石で高さ約1メートル、幅約1・35メートル。表には「忘れない 阪神・淡路大震災」と記され、裏に亡くなった人の名前が刻まれる。17日は正午から現地のゆずり葉緑地で除幕式があり、午前11時~午後3時に献花台が設けられる。(小谷千穂)

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