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東京五輪・パラリンピックの開催を控え、地域ぐるみで英語を学ぶ人たち=西宮市伏原町
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東京五輪・パラリンピックの開催を控え、地域ぐるみで英語を学ぶ人たち=西宮市伏原町

 東京五輪・パラリンピックの開催を半年後に控え、訪日外国人の増加が見込まれる中、阪急西宮北口駅(兵庫県西宮市)周辺の住民たちが英語の習得に励んでいる。メンバーは60~80代の高齢者で、受講料は無料。「間違ってもいいから英語で話す」ことを目標に、レッスンに取り組む。(斉藤絵美)

 今月25日、西宮市伏原町の高木センター。参加者18人が講師の林小牧さん(東大阪市)の発音に続いて、「J」が付く単語を口ずさむ。グループレッスンは、ガイドマップを手に、西宮の観光スポットを英語で紹介。阪急西宮北口駅から門戸厄神への行き方や、川沿いに酒蔵が立ち並ぶ理由など、各自が2~3分程度で考えてきた英文を読み上げる。「『道なり』って英語でどう表現したらいいの?」と疑問をぶつけ合い、話し合うグループもあった。

 「東京五輪で関西にも外国人旅行客が増える。英語でガイドができる町を目指そう」と、北口地域団体連絡協議会の嶋津園子会長(71)が企画。嶋津さんの次女で海外留学の経験がある林さんがボランティアで講師を務め、2018年7月から月2回程度、レッスンを重ねる。

 メンバーは大半が英会話の初心者。男性(80)は「駅前で外国人に話しかけられても、ゆっくりと話してもらって何とか分かる程度。返すのはなかなか難しい」と苦笑い。外国人に正確に伝わるよう、レッスンでは発音に力を入れる。

 これまで独学で勉強していたという女性(72)は「英語で話しかける勇気が持てるようになった。いつかホームステイを受け入れたい」と意気込む。

 レッスンは2月末まで続き、以降は有志たちでサークルを立ち上げる意向という。嶋津さんは「五輪が終わっても、英語を通じて地域で暮らしている外国人と気楽に交流できるようになったらうれしい」と話している。

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