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休校期間中に公園で時間を過ごす子どもたち=西宮市高木東町
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休校期間中に公園で時間を過ごす子どもたち=西宮市高木東町

 新型コロナウイルスの感染拡大の影響で休校中の小中学生が、公園や広場に“殺到”している。一時は自粛ムードもあったが、外遊びは感染拡大の恐れが低いとされる国の見解発表後は、子どもたちのにぎやかな声が公園に響く。ただ乳幼児の保護者からは、年上の子どもたちのボール遊びなどでトラブルを不安視する声も多く、専門家は「子どもがルールの徹底を学ぶ機会にして」とアドバイスする。(久保田麻依子)

 3月中旬、兵庫県西宮市高木東町の高木公園。駐輪場には50台近い自転車が並び、小学生がキャッチボールやサッカーをしたり、幼児が三輪車の練習をしたり。レジャーシートを敷いておしゃべりする「ママ会」のグループも多数あった。近くの主婦(30)は「4歳の長男と毎日来ているが、休校が始まって子どもが2、3倍以上になった」と話す。

 阪神間での休校は3日から始まり、スポーツクラブや習い事も相次いで休業。休校直後は外出を控える雰囲気もみられたが、文部科学省がホームページで「子どもたちの運動不足やストレスを解消するために、運動の機会を確保することが大切」と説明。「大人数が密集する運動や遊びとならないように配慮が必要」としつつ、外遊びを認めた。

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 乳幼児から小中学生までが集う公園で気を付けたいのが、思わぬ事故やトラブルだ。高木公園でもサッカーボールが幼児に当たったり、自転車と三輪車が衝突したりする場面が見られた。ある母親は「エリアごとに小さい子と小学生ですみ分けしているようだけど、ヒヤッとすることが増えた。大きな子があまり来ない小規模公園に避難した友だち親子もいる」と漏らす。

 公園でのささいなトラブルに悩む保護者は多い。同市の女性(37)は「すべり台の逆走などルールを守れない子にどう注意すべきか悩む」と打ち明ける。一方、同市の女性(35)は「多感な時期の小中学生は休校で行き場もなくストレスを抱えているはず。公園で過ごすのが健全」と理解を示す。

 武庫川女子大の西本望教授(幼児教育)は「ひと昔前は幅広い年齢の子がグループで遊ぶことも多く、小さい子をカバーし合う関係が自然とできていた」とした上で、この機会を捉えて「年上の子が遊び場のルールを覚えてほしい。目に余る行為は大人が注意して」とアドバイスした。

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