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兵庫県と大阪府の境に架かる左門橋を往来する人たち=20日午後、大阪市西淀川区佃2から尼崎市を望む(撮影・吉田敦史)
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兵庫県と大阪府の境に架かる左門橋を往来する人たち=20日午後、大阪市西淀川区佃2から尼崎市を望む(撮影・吉田敦史)
若者も大阪府から兵庫県に自転車で移動していた=20日午後、尼崎市内
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若者も大阪府から兵庫県に自転車で移動していた=20日午後、尼崎市内

 兵庫県と大阪府の間の往来自粛が呼び掛けられた3連休初日の20日、同県尼崎市と大阪市西淀川区に架かる左門橋では、いつも通り徒歩や自転車、車が行き交った。日常的に府県をまたいで往来する人たちは「あかんと言われても…」「なんで兵庫と大阪だけ?」と困惑気味。両府県にまたがる大阪(伊丹)空港でも自粛要請に疑問の声が上がった。

 「歩いて2、3分やし、あかんと言われても現実味がないですよね」と苦笑いしたのは、左門橋東側の大阪市西淀川区のパート従業員の女性(38)。中学2年の長女(14)と買い物をするため兵庫県に足を踏み入れた。尼崎のテニススクールが再開し、この3連休から通うつもりだったが「どうしようか。様子を見て決めます」と話した。

 左門橋の西にはスーパーがあり、阪神電鉄杭瀬駅北側には商店街も広がる。大阪市西淀川区の無職男性(78)は日課の散歩と買い物のために左門橋を渡った。「不要不急じゃないと言われたらそうやけど…」。「新型コロナウイルスがどこまで飛んでるか分からんのにどうなんやろ」と首をかしげながら苦笑い。

 通勤のために歩いて大阪方面へ橋を渡った会社員男性(34)=尼崎市=は「そこまでしなくてもいいのでは」と疑問を呈する。「もし往来自粛に効果があるなら、大阪と兵庫の行き来に限定する意味が分からない」と語気を強めた。

 ターミナルビル内を伊丹市と大阪府豊中市、同池田市の両府県3市が入り乱れる格好になっている大阪(伊丹)空港。

 家族が飛行機好きで、空港を毎週末訪れる大阪府東大阪市の会社員男性(55)は「(往来自粛要請は)あまり関係ない」ときっぱり。両知事間で事前調整なく自粛要請されたことに触れ「往来を控えてほしいなら、両者が連絡を取り合うのは当然でしょ」とあきれ顔だった。

 川崎市の会社員男性(40)は、妻の実家がある神戸市へ行くために車で迎えに来てもらった。往来自粛の要請を受け「大阪市内を経由せずに実家へ向かう方法」を採ったという。

 空港関係者は「空港にいるだけで兵庫と大阪を行き来していることになるけど…。なんなんだろう」。(中川 恵)

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