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扉や欄干の飾り金具に金箔が施された多田神社の本殿=川西市多田院多田所町
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扉や欄干の飾り金具に金箔が施された多田神社の本殿=川西市多田院多田所町
本殿の屋根下で輝く徳川将軍家の葵の御紋=川西市多田院多田所町
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本殿の屋根下で輝く徳川将軍家の葵の御紋=川西市多田院多田所町

 清和源氏発祥の地とされる兵庫県川西市多田院多田所町の多田神社で、本殿の扉や欄干などの飾り金具が江戸初期の創建以来初めて改修され、当時と同じ金箔の輝きがよみがえった。本殿に至る通路が4月末まで開放されており、屋根下で重厚に光る徳川将軍家の「葵の御紋」などを間近で楽しめる。

 同神社は清和源氏の祖・源満仲が970年に寺として創建した多田院が由来で、満仲や息子の頼光らが祭られている。大江山の鬼退治で名高い頼光の死去から来年で千年を迎えることから、大祭開催の記念事業として本殿の飾り金具を改修した。

 本殿は1667年に徳川4代将軍家綱の命で建てられた国指定重要文化財で、建物の幅約14・3メートル、奥行き約11メートル。かつては扉や、欄干の擬宝珠、くぎ隠しなどの飾り金具が金箔で輝いていたが、約350年の年月ではがれ落ち、下地の銅がむき出しになっていた。

 改修工事は往時の姿を忠実に再現するため、昨年12月に学識経験者らが調査して金箔があった箇所を確認。今年1月に飾り金具を取り外して金箔を施し、3月下旬に工事を終えた。

 禰宜の齋木竜也さん(55)は「飾り金具が浮き出ているように見えて、きらびやかになった。多くの人に見てもらって、つむいできた歴史に思いをはせてほしい」と話している。

 本殿に通じる拝殿脇の板塀を30日まで開放する。午前9時~午後4時。無料。同神社TEL072・793・0001

(伊丹昭史)

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