阪神

時計2020/5/3 05:30神戸新聞NEXT

  • 印刷
小南満佑子さん
拡大
小南満佑子さん

■女優・小南満佑子さん(兵庫県西宮市出身)

 新型コロナウイルスが流行する中、外出自粛に取り組む人たちを励ます1本の動画が話題を呼んだ。タイトルは「Shows at Home 民衆の歌」。投稿5日で再生回数は150万回を突破。リレー形式で歌う著名な歌手や俳優と肩を並べ、透き通るような美声を響かせた。「志高いこの歌が今の世の中で輝いてほしい」と願う。

 神戸市東灘区生まれ。幼い頃から踊りが好きで、西宮市に転居した4歳から、夙川のスタジオでクラシックバレエやジャズダンスを習い始めた。大人に混じってレッスンをこなし、移動の車中で食事を済ませることも多かったという。

 ミュージカルに本格的に取り組んだのは小学4年生。新神戸の劇場で公演した「森は生きている」に出演し、「全ての身体表現が詰まっている華やかな世界」と魅了された。歌唱力を鍛えるため県立西宮高校音楽科で声楽を専攻。「家族のよう」と例える同級生らとともに切磋琢磨(せっさたくま)し、定期演奏会や実技試験に向けて練習に明け暮れた。

 転機は将来の進路に悩んでいた高校2年の頃。実力を試すため応募したミュージカル「レ・ミゼラブル」のオーディションに最年少で合格した。思わぬ吉報だったが「それが初めての仕事。自信というより、プロとしての責任を感じた」。

 進学した東京音楽大学では、在学中3年にわたって同作の出演を果たし、日本各地を回った。そして今年は、NHKの連続テレビ小説「エール」に出演。ヒロインの良きライバルとして音楽学校声楽科の生徒役をつとめ、「自分のキャリアと重なる部分もあったので自然体で臨めた」と初ドラマの手応えを語る。

 今は外出を控える日々を送るが、舞台などへの意欲は高まるばかり。「何色にも染まれる表現者になって、記憶に残り続ける演技を届けたい」と話した。東京都在住。23歳。(風斗雅博)

【メモ】特技は英会話。趣味は神社仏閣巡り。広田神社は幼少時から参拝に訪れ、奉納演奏会も開いた。新型コロナウイルス感染拡大の終息を願い、県立西宮高校の同級生とともに演奏した「瑠璃色の地球」を動画投稿サイトで発表している。

阪神の最新
もっと見る

天気(5月16日)

  • 24℃
  • 19℃
  • 70%

  • 26℃
  • 20℃
  • 70%

  • 27℃
  • 20℃
  • 60%

  • 24℃
  • 19℃
  • 70%

お知らせ