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宮っ子校歌のリハーサルに取り組む来栖史江さん(右)と矢野秀和さん=西宮市池田町
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宮っ子校歌のリハーサルに取り組む来栖史江さん(右)と矢野秀和さん=西宮市池田町

 新型コロナウイルスの影響で休校や外出自粛が続く中、兵庫県西宮市池田町のコミュニティーFM局「さくらFM」(78・7メガヘルツ)が、外出できない親子らに向け、4日から始めた市立学校の校歌を流す番組「宮っ子校歌」が好評だ。コロナ禍で広告が減る苦境にあって、社員8人と地元のパーソナリティーらが「今こそ地域密着の情報を届けたい」と、感染防止対策をしながら奮闘する。(小林伸哉)

 「宮っ子校歌」は7月下旬まで、市立の小中高校、義務教育学校、特別支援学校の全63校の校歌を順次、各回5分で紹介。子どもたちの歌声を流し、市内の学校園で絵本の朗読を続けてきたフリーアナウンサーの来栖史江さん(53)=西宮市=が、教育目標や沿革、生徒数などを読み上げる。

 「学校を身近に感じてほしい」と、同社放送部長の矢野秀和さん(44)が企画。「一生懸命歌う声に癒やされる」「卒業生の親と在校生の子どもで一緒に歌えた」と、大きな反響があった。インターネットを通じて聴く関東の西宮出身者からも反応があったという。

 さくらFMは1998年、阪神・淡路大震災を踏まえ、災害時の安全・生活情報を届けるため開局。社員のほとんどが防災士の資格を持つ。矢野さんは「新型コロナは災害。今こそ、いつも通り、楽しく」と心がける。

 新型コロナ関連の情報は多言語でも発信。親子リスナーを意識し、集中的に放送するアニメソングや童謡も喜ばれている。飲食店が苦境を訴え、テークアウトをPRする緊急番組もオンエア。「市民の声を発信し続けたい」と矢野さん。広告集めに苦労する現状だが、北村英夫取締役会長(70)は「聴いてもらうのが一番。ラジオをそばに」と呼び掛ける。

 「宮っ子校歌」は月-金曜日の午前7時40分、午後1時50分、午後6時50分から。学校ごとの日程は局のホームページ(HP)などに掲載。過去の放送は西宮市のHPから聴ける。

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