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登校を見守る民生委員ら地域の大人たち=宝塚市山本南2、長尾南小学校周辺
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登校を見守る民生委員ら地域の大人たち=宝塚市山本南2、長尾南小学校周辺
体育館に集まり、教員の紹介や学校説明などに耳を傾ける1年生=尼崎市神崎町、小田北中学校
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体育館に集まり、教員の紹介や学校説明などに耳を傾ける1年生=尼崎市神崎町、小田北中学校

 新型コロナウイルスの影響で臨時休校が続いた兵庫県阪神間の各小中学校が1日、再開した。感染拡大防止に気を配った分散登校が当面続くが、学びやに児童や生徒の笑顔が戻ってきた。学力に差が生まれていないかとの思いを抱く生徒もおり、喜びと不安の中、各校が本格的な授業再開への一歩を踏み出した。(大盛周平、小林伸哉、大田将之、村上貴浩)

 「おはようございます!」。午前8時すぎ、西宮市立高須小学校(高須町1)に、児童たちの声が響いた。地域別に2分割し、校内には全校児童329人の約半数ほど。児童たちは間隔を空けて着席した。

 1年生の教室では、担任が「何で手を洗うの」と質問すると、大きな声で「コロナウイルスがはやってるからぁ」と返事。6年の教室では女子児童が「やっぱり先生の話を聞きながらの方が中身が入ってくる」と黒板を見つめた。

 登校時には子どもたちを温かく見守る住民らの姿も。宝塚市立長尾南小学校(山本南2)では、同市民生委員・児童委員連合会の会員ら十数人が「荷物重そうやな、頑張って!」などと呼び掛けた。

 同連合会の福住美壽会長(71)は「今まで子どもたちも頑張った。応援を続けたい」と話す。6年3組担任の男性教諭(31)は「まずは顔を見られて安心です」とし、同クラスの女児(11)は「学校行事の委員をやってみたい」と笑顔を見せた。

 同市立すみれガ丘小(すみれガ丘1)周辺の交差点では、宝塚署員が拡声器で「渡る前に信号をよく見ましょう」と呼び掛けた。

 受験を控える中学3年生には不安も。尼崎市立小田北中学校(神崎町)はクラスを出席簿順に2分割。午後からの登校となった3年の女子生徒(14)は、友人との再会を喜びつつ「自分だけ勉強が遅れているんじゃないかって」。休校中は塾の映像授業を受講して再開に備えたという。

 同校の深沢慶子校長は「授業に付いていけるか、友達はできるか、新型コロナに感染しないかと生徒は多くの不安を抱えている。特に精神面のサポートに力を注ぎたい」と話した。

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