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ドライブスルーで販売する野菜を手にする丸安青果の森宗也社長=西宮市西宮浜2
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ドライブスルーで販売する野菜を手にする丸安青果の森宗也社長=西宮市西宮浜2
ドライブスルーによる野菜販売。駐車場に着くと従業員が積み込んでくれる=西宮市山口町阪神流通センター1
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ドライブスルーによる野菜販売。駐車場に着くと従業員が積み込んでくれる=西宮市山口町阪神流通センター1

 新型コロナウイルス感染拡大による外出自粛を機に、兵庫県西宮市の野菜卸業者が一般消費者向けに始めたドライブスルー方式での販売が盛況だ。納品先の学校給食や飲食店の休業で過剰在庫による食品ロスを減らしたい卸業者と、人混みを避けて買い物をしたい消費者のニーズが一致。一般の消費者とは縁遠かった物流拠点という立地も、車で乗り付けられることが強みに変わっている。(小林伸哉、中川 恵)

 西宮市山口町阪神流通センター1にある「フレッシュ青果」(本社・鹿児島市)の関西西宮営業所では、タマネギやニンジン、鶏卵など10品目をセットにし、税込み1500円で販売する。車で取りに行くと、従業員が積み込んでくれる。

 納品先の飲食店の半数が休業や時短を余儀なくされた。飲食店からの受注が回復するのを待つ間にも契約農家からの入荷がある。一定量を在庫しても、それ以上は食品ロスになりかねない。そんな状況を少しでも改善しようと、関東の営業所が4月上旬にドライブスルー販売を始め、関西西宮営業所でも同月下旬から始めることにした。

 同営業所は2年前にオープンしたばかり。物流拠点にあるため一般消費者にはあまり知られていないのが難点で、住宅団地にチラシを配って周知を図る。「質の良い物を、スーパーより安く買えた」との声も寄せられ、渡邉陽介所長(38)は「要望があれば今後も続けていきたい」と話す。

 販売は水、日曜と祝日を除き午前8時~午後5時。毎日50セット限定で、引き取りの前日午後3時までに電話で申し込む。同営業所(午前8時~午後3時)TEL078・907・5222

    ◇

 「ようこそ ドライブスルー八百屋」。学校給食や病院などに卸売りする丸安青果は4月18日から、西宮浜物流センター(西宮市西宮浜2)で野菜の販売を始めた。車で待ち、順番が来れば、従業員が車に野菜を積み込むまで1分以内の手軽さだ。

 淡路島産タマネギや夏野菜など、鮮度の良い野菜を低価格で提供できるのが卸業者の強み。税込み3千円250セットが完売した日もあった。旬の果物セットも販売している。

 消費者からは「子どもを車から降ろさずに買い物ができるのが楽」「セットになっているので買い物が苦手な夫に任せられる」と好評だ。予約を受け付ける無料通信アプリLINEの登録者は3200人を超えた。同社の森宗也社長(43)は「新たな需要を見いだせた。今後も商品の選択肢を増やすなどして続けたい」と話す。

 学校給食再開までは月、木、土曜日に販売。その後の日程はLINEで告知する。受け取り2日前の午後5時までにLINEで注文する。同社ホームページからアクセスできる。丸安青果西宮浜物流センターTEL0798・33・1212

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