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再調査委員会の報告を受けて会見をする中川智子市長=22日午前11時半、宝塚市末広町(撮影・村上貴浩)
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再調査委員会の報告を受けて会見をする中川智子市長=22日午前11時半、宝塚市末広町(撮影・村上貴浩)

 女子生徒に対して25件ものいじめがあったのに、学校、教育委員会は事の重大さを感じとれなかった-。2016年に兵庫県の宝塚市立中学2年の女子生徒=当時(14)=が飛び降り自殺した問題で、22日に市いじめ問題再調査委員会が報告書を公表した。提言を受け、中川智子市長は「教育改革が必要」と硬い表情で語った。

 宝塚市いじめ問題再調査委員会の報告書を受け、記者会見に臨んだ中川智子市長は沈痛な面持ちで市の対応の甘さを認め、再調査委の報告内容を精査する「検証委員会」を発足させることを明らかにした。

 「2016年12月8日、救えた命を救えなかった」。会見冒頭、絞り出すような声で言った。亡くなった女子生徒が中学1年の時、部内には別の生徒へのいじめが既にあったことに触れ、「そこで対応していれば命を絶つことはなかった」と後悔を漏らした。

 また、女子生徒は「亡くなる前日まで救いの手を待っていた」とし「手をつかむことができなかった責任を受け止める」と話した。

 中川市長は報告書について「絵に描いた餅にさせない」とし、浮き彫りになった課題を解決し、再発防止につなげるための検証委員会を設置すると表明。「宝塚の教育を変えていくことが亡くなった彼女へのせめてもの償い」と語った。

 また、市長と教育委員会で構成する総合教育会議の開催回数を増やすことも約束した。(名倉あかり)

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