兵庫県尼崎市は13日、コロナ禍の中で出産した母親に、ねぎらいと祝福の意味を込め、新生児1人当たり5万円の「出産特別給付金」を支給すると発表した。また新型コロナウイルスの感染症対策として、市役所本庁舎トイレを洋式化する。同市は、これらの事業を盛り込んだ総額約16億4100万円の補正予算案を、20日開会の市議会臨時会に提出する。財源には国の地方創生臨時交付金を充てる。
出産特別給付金は、今年4月28日~12月31日に新たに子どもを出産した人が対象で、新生児1人当たり5万円を支給する。新生児を尼崎市に住民登録するなどの条件がある。予算額は1億4300万円。