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演奏者同士が通常の距離で音楽を奏でた「宮川彬良とアンサンブル・ベガ」の公演=宝塚市清荒神1、宝塚ベガ・ホール
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演奏者同士が通常の距離で音楽を奏でた「宮川彬良とアンサンブル・ベガ」の公演=宝塚市清荒神1、宝塚ベガ・ホール
受付では来場者の検温などを実施=宝塚市清荒神1、宝塚ベガ・ホール
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受付では来場者の検温などを実施=宝塚市清荒神1、宝塚ベガ・ホール

 宝塚ベガ・ホール(兵庫県宝塚市清荒神1)で13日、同ホールを拠点にする楽団「宮川彬良(あきら)とアンサンブル・ベガ」が「こんな時でも、いつものコンサート」と題した無料コンサートを開いた。事前に公演関係者全員が新型コロナウイルスの抗体検査を行い、9人の奏者同士がソーシャル・ディスタンスを取らず、通常の配置で音楽を届けた。(大盛周平)

 今年で開館40周年を迎えた同ホールだが、新型コロナ禍で公演が3月以降は軒並み中止や延期に。「-アンサンブル・ベガ」は抗体検査を行って感染させるリスクがないことを確認した上でのコンサートを発案した。2回公演で、定員は通常の半分以下の各150人に限定。計708人が応募し、抽選が行われた。

 メンバーはこの日までに2回、スタッフも1回、抗体検査で陰性を確認。最高の音を求め、センチ単位で配置を考えるメンバー同士が普段通りの距離感を実現。満を持して約1時間の公演の幕が上がった。

 宮川さんのピアノと、バイオリンやチェロ、ファゴットなどが音を重ねる。「大きな古時計」やビートルズの曲など8曲を演奏した。途中、「ホールが喜んでますよね」と宮川さん。医師を描いた手塚治虫さんの漫画に着想を得たソナタ「ブラックジャック」を演奏すると客席から大きな拍手が送られた。

 宮川さんは「ホール側が準備万端で待っていてくれた。間接的にでも自然や命について感じてもらえたらと思い演奏した。これからは満員でなくても、欲張らずにやっていくことも大事になる」。西宮市から訪れた男性(79)はコロナ禍の影響で行くはずだったクラシック公演が7回もキャンセルになったといい「準備は本当に大変だったと思うが、音も響いて素晴らしかった」と笑顔で振り返っていた。

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