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 武庫川女子大学(兵庫県西宮市)経営学部の高橋千枝子教授(50)が、新型コロナウイルスの感染拡大による外出自粛生活を巡り、流行に敏感な女子大生の暮らしぶりや価値観の変化をアンケートで調べた。会員制交流サイト(SNS)の閲覧や料理の手伝いなどが急増したことに加え、オンラインによる講義の有用性を感じた学生が多数を占めた。高橋教授は「長期間の自粛生活が、今後の生き方や、大学の授業のあり方そのものに影響を与える結果となった」としている。(村上貴浩)

 今後の消費動向や流行を探ろうと、女子大生の自粛生活における生活の変化を6月初旬にアンケート。高橋教授の講義を受ける1~4年の約150人がネット上で回答し、自粛生活での時間の使い方▽支出の増減▽価値観の変化-など5項目を尋ねた。

 消費では、増えた項目が「食料品」で50・7%と最も多く、「映画・音楽・ゲーム」や「通信費」と続いた。外出が減ったことに伴い、衣服やアクセサリー、化粧品の購入は激減。ただ「ネット通販を活用する学生や、時間がある分、スキンケア商品の購入を吟味する人が増えた」とした。

 時間の使い方では「ネットで動画やSNSを見る」が85・5%と突出。「睡眠時間」「家事の手伝いや料理、菓子づくりをする」なども増え、自粛期間中の家庭での過ごし方が垣間見えた。

 また自粛生活を経て、価値観が「大きく変わったと思う」「少し変わったと思う」と回答した人が計92%と大多数を占めた。具体的な項目(複数回答)を見ると「毎日大学に行かなくても、家で勉強ができる」が約半数を占めた。同大学では感染予防のため、本年度は講義形式の授業を原則オンラインで行う。当初は通信ができないなどのトラブルもあったが、「遠隔授業でも十分学べる。通学時間や定期代が無駄に思う」と回答する学生もいたという。

 高橋教授は「学生が社会に出た時、通勤ラッシュや通勤自体に疑問を感じ、遠隔での業務が普通になるかもしれない」と話し、女子大生の価値観の変化が今後の経済や働き方に大きく影響する可能性を指摘した。

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