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文豪に宛てた谷崎潤一郎直筆の手紙などが並ぶ特設展=芦屋市伊勢町
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文豪に宛てた谷崎潤一郎直筆の手紙などが並ぶ特設展=芦屋市伊勢町

 阪神間ゆかりの文豪谷崎潤一郎(1886~1965年)と文豪8人との交流を紹介する特設展「大谷崎と文豪たち」が、兵庫県芦屋市伊勢町の谷崎潤一郎記念館で開かれている。志賀直哉らに宛てた直筆の手紙や原稿など、常設展と合わせて約100点が並ぶ。

 泉鏡花の作品を高く評価していたという谷崎。1920~21(大正9~10)年、映画会社「大正活映」の脚本部顧問に招かれた際は、泉の作品の映画化に挑んだ。会場では「(泉の)芸術的境致がいかに映画に適しているかを知り得た」とする雑観を紹介しており、泉への尊敬の念が伝わる。

 また、谷崎は生涯で3人の女性と結婚。自分の妻と佐藤春夫との恋愛を認め、芥川龍之介のファンだった根津松子と自身が結婚するなど、文豪との関係は私生活に大きな影響を与えた。

 さらに谷崎の娘と佐藤のおいの婚姻を泉が取り持ったこともあり、谷崎、佐藤、泉という文豪3人が並ぶ集合写真も展示している。

 8月22日午後2時からは同館の永井敦子学芸員による無料の特設展関連講座がある。予約が必要で、先着20人を電話で受け付ける。

 特設展は9月6日まで。月曜休館。一般300円、大学・高校生200円、中学生以下は無料。芦屋市谷崎潤一郎記念館TEL0797・23・5852

(名倉あかり)

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