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尼崎市役所=尼崎市東七松町1
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尼崎市役所=尼崎市東七松町1

 兵庫県尼崎市は、性的少数者に配慮し、市としてのラブホテルの定義を「専ら異性を同伴する客に利用させることを目的とする施設」から、「異性」という言葉を削除し「性的営みの相手方を同伴」に変更する。開会中の市議会に提出した改正条例案の中で、文言を修正している。

 尼崎市は、性の多様性を尊重するまちづくりを進めており、1月には同性カップルなどを夫婦と同等と認める「パートナーシップ宣誓制度」を導入。7月には当事者やその家族らを対象とする電話相談を始めた。

 一方、5月には、市内のラブホテル2カ所が男性カップルの利用を拒否する事態が発生。市は旅館業法に基づき、両ホテルに行政指導を行った。

 改正するのは、ラブホテルなどの建築規制を巡る条例。条例を担当する開発指導課の中村直之課長によると、今回の条例案は、訪日外国人旅行者などの増加を想定し、簡易宿泊所を開設しやすくするために建築規制を緩和する趣旨だった。だが、5月のラブホテル利用拒否を受け「ラブホテルの定義を変える必要がある」と確信したという。

 中村課長は「以前から『異性』という言葉に問題意識を持っていた」といい「誰もが堂々とラブホテルを利用できる世の中になってほしいし、なっていくだろう。時代に合わせて行政のあり方も柔軟に変わることが大切」とする。(大田将之)

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