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尼崎城本丸を100分の1のスケールで復元した模型=尼崎市立歴史博物館(撮影・風斗雅博)
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尼崎城本丸を100分の1のスケールで復元した模型=尼崎市立歴史博物館(撮影・風斗雅博)
松平家の家紋が目を引く「九曜桜花紋入火事兜」=尼崎市立歴史博物館(撮影・風斗雅博)
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松平家の家紋が目を引く「九曜桜花紋入火事兜」=尼崎市立歴史博物館(撮影・風斗雅博)
正面玄関の八角形窓や円柱が支えるひさしなど、昭和初期の学校の趣を残した博物館の建物=尼崎市立歴史博物館(撮影・風斗雅博)
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正面玄関の八角形窓や円柱が支えるひさしなど、昭和初期の学校の趣を残した博物館の建物=尼崎市立歴史博物館(撮影・風斗雅博)
弥生時代中期のイイダコ漁用のタコつぼ。東園田遺跡から出土した=尼崎市立歴史博物館(撮影・風斗雅博)
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弥生時代中期のイイダコ漁用のタコつぼ。東園田遺跡から出土した=尼崎市立歴史博物館(撮影・風斗雅博)
尼崎公害訴訟の関連資料などが並ぶ「現代」の常設展示=尼崎市立歴史博物館(撮影・風斗雅博)
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尼崎公害訴訟の関連資料などが並ぶ「現代」の常設展示=尼崎市立歴史博物館(撮影・風斗雅博)

 尼崎の歴史遺産の収集、保存、展示、利活用を一括で担う施設「尼崎市立歴史博物館」(兵庫県尼崎市南城内)が完成し、10日の開館を前に5日、報道向けの内覧会があった。同市立文化財収蔵庫の建物を改修し、展示スペースを大幅に拡大。市立地域研究史料館の公文書館機能も集約し、文化財など約2万7千点をはじめ、古文書や公文書、書籍など30万点超を所蔵する。(大田将之)

 新博物館の構想は市制70周年の際に計画が持ち上がったものの、阪神・淡路大震災などの社会情勢によって頓挫。改めて2016年の市制100周年を機に、実現に向けて動きだした。

 建物は3階建てで、延べ約4700平方メートル。1938(昭和13)年に市立高等女学校の校舎として建てられ、市立高校、中学校としても使われたものを耐震改修した。1階に入居していた文化財収蔵庫は新博物館に統合された。

 2階には常設展示室が6室あり、「原始・古代」「古代・中世」「近世」「近代」「現代」に分けて尼崎の歴史をたどる。弥生時代のイイダコ漁用タコつぼなどの出土品や尼崎城本丸復元模型など、各時代の約300点を定期的に入れ替える。「現代」コーナーでは、尼崎公害訴訟の関係資料を中心に展示し、アスベスト(石綿)の現物も並ぶ。

 3階では企画・特別展を年4回ほど開催する。博物館を見学して疑問に思ったことなどを、職員のサポートを受けながら「地域研究史料室」にある各種資料で調べることができる。

 伊元俊幸館長は「市外の人には、工業や公害といったイメージとは違った歴史が尼崎にあることを知ってもらい、市民には地元の歴史をより深く理解してもらえるような博物館でありたい」と語った。

 午前9時~午後5時(入館は午後4時半まで)。月曜休館。入館無料。10日~11月29日には、開館記念展「尼崎藩主三代の軌跡」が開かれる。歴代尼崎藩主の戸田氏、青山氏、松平氏に焦点を当て、甲冑(かっちゅう)や史料などを展示する。

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