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西宮市役所=西宮市六湛寺町
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西宮市役所=西宮市六湛寺町

 兵庫県西宮市北部の山口地区と南部の市街地を結ぶ「さくらやまなみバス」について、市は運転士の待遇改善による人件費の増加に伴い、運行経費が2021年度から約3400万円増える見込みであると明らかにした。市は現在の便数や路線、運賃を維持することが得策だとして、運行する阪急バスへの助成金を増額する方針を示している。

 さくらやまなみバスは09年4月、市が事業主体となり、阪急バスに運行を依頼して本格実施した。15年以降は年42万~43万人が利用する。2018年度の運行経費は約1億6200万円で、収入約1億200万円との差額約6千万円を国が約1800万円、市が約4200万円負担している。

 市によると、阪急バスは19年7月、運転士不足に伴う待遇改善のため、さくらやまなみバスを運行する子会社を吸収合併した。その結果、運転士1人当たりの給与が平均で年100万円増えるため、阪急バスから助成金を増やすよう申し出があったという。

 市は減便や運行路線の短縮、運賃の引き上げなどを検討したが、いずれも収支改善につながらないと判断。助成金を約9400万円に増額し、増額分の約3400万円は市が負担する。市の助成額は約7600万円となる。

 一方で、さくらやまなみバスを廃止した場合の代替施策に必要な費用も試算した。この結果、年間利用者数が37万人を下回ったり、助成金が1億200万円を超えたりした場合は運行見直しを検討するとしている。(中川 恵)

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