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屋外プールを楽しむ人たち
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屋外プールを楽しむ人たち

 リゾート施設「リゾ鳴尾浜」(兵庫県西宮市鳴尾浜3)がある鳴尾浜臨海公園南地区は、埋め立て地の公園として1988年から整備が始まった。営業開始から約30年がたった今でも、7~9月の夏季営業中は多くの人が訪れる。11月末での営業終了が決まり、市民からは惜しむ声が上がった。

 リゾ鳴尾浜は同地区の主要施設として1992年に開業。温水プールやフィットネスクラブを備える健康運動施設として人気を集めた。95年の阪神・淡路大震災の後はいち早く復旧工事を終わらせ、延べ1万人に無料で入浴してもらった。96年には温泉を掘り当て、利用者の増加に寄与した。

 市によると、プールや風呂はここ15年で年間11~15万人が利用する。ただ、ネスタリゾート神戸(同県三木市)などの新施設ができたことや、客単価が下がっていること、利用者が増える7~9月は天候に大きく左右されることなどから、厳しい経営が続いていた。

 市は昨年から、同地区全体のリニューアルを考え、事業継続をした上で民間活用の可能性があるかどうかのヒアリングを始めていた。しかし、新型コロナ禍もあって事業継続を断念。老朽化したリゾ鳴尾浜の設備は、今後解体するか、使える部分だけ残すかなどを検討していくという。

 小学生の頃から施設をよく利用していたという同市の女性(37)は「時期を問わず温水プールに入れるのはうれしかった。大人になってからも家族や地元の友人たちと遊びに行く定番の施設。いろんな思い出が詰まった場所が無くなるのはとても寂しい」と惜しんだ。(中川 恵、村上貴浩)

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