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特殊詐欺防止ソングの動画を撮影する伊丹署生活安全課員ら=同署
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特殊詐欺防止ソングの動画を撮影する伊丹署生活安全課員ら=同署

 被害が後を絶たない還付金詐欺やオレオレ詐欺などの特殊詐欺の被害を未然に防ぐため、兵庫県警伊丹署生活安全課がオリジナルソング「STOP The 特・殊・詐・欺」を制作した。頭に残るメロディーと歌詞で、警察官や市役所職員、息子を名乗る詐欺の電話にだまされないよう呼び掛けている。(村上貴浩)

 特殊詐欺は、家の固定電話にかけてくる電話で、市役所職員を名乗り「医療費の還付金がある」と現金自動預払機(ATM)を操作させたり、息子を名乗って「借金を肩代わりしたから助けてほしい」と現金を要求したりする。特に阪神間で急増しており、伊丹署管内でも今年8月末時点で37件となっており、昨年同期の11件に比べて3倍以上に激増した。

 手口や犯人からの電話の内容はほとんど同じで、被害者の中には、テレビや新聞などで手口を知っていた人も多かった。しかし、詐欺の電話が自分にかかってきたときには、だまされる側の立場になっていることに気付かないまま慌ててしまい、被害に遭うという。

 同署の生活安全課は、特殊詐欺の電話が自宅の固定電話にかかってくる点に着目。お金に関する怪しい電話があれば、すぐに家族や警察に相談することを促すため、頭に残るメロディーと歌詞のオリジナルソングを制作した。

 作詞作曲と伴奏を担当したのは、同署の警察官や関係者らでつくるバンド「FreeDom(フリーダム)」。生活安全課の浜村優花巡査(24)がボーカルを務め、高校時代にバトントワリングをしていた経験を生かして振り付けも考案した。

 「特殊詐欺、防止! 特殊詐欺、防止!」というサビの部分は、頭に残りやすいメロディーを心掛けた。犯人と被害者の会話をまねした語りの部分などもあり、面白さを意識しながら、注意喚起している。動画も撮影し、手を受話器の形にした電話のポーズや体全体でSOSの文字を表現した踊りを披露した。動画は後日、同署のホームページで公開される予定。

 浜村巡査は「とても頭に残る歌で、自分も気付かないうちに口ずさんでいる。この歌で詐欺を少しでも防止したい」と話した。

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