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作品への思いを語る辻司さん=宝塚市武庫川町、宝塚市立文化芸術センター
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作品への思いを語る辻司さん=宝塚市武庫川町、宝塚市立文化芸術センター
2020年の新作「菩薩と飛天の曼荼羅」
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2020年の新作「菩薩と飛天の曼荼羅」
「雪里の狐の嫁入」=1970年
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「雪里の狐の嫁入」=1970年
チベットの寺にある菩薩を題材にして描いた辻司さんの大作
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チベットの寺にある菩薩を題材にして描いた辻司さんの大作

 兵庫県宝塚市在住の画家、辻司さん(86)の約70年に及ぶ画業を紹介する展覧会「辻司七〇年の絵路(かいろ)-メアンドロの光芒(こうぼう)-」(神戸新聞社後援)の内覧会が13日、同市立文化芸術センター(同市武庫川町)で開かれた。豊かな四季に根付いた日本の祭りや、海外の仏教美術などをテーマに描いた約60点が並ぶ。会期は14日から12月20日まで。(久保田麻依子)

 辻さんは現在の大阪府泉佐野市に生まれ、20代前半は大阪市立美術研究所で学んだ。30代のとき、秋田県を訪れた際に見たなまはげの儀式を描いた「男鹿の晦日(みそか)」で、第23回行動展の行動賞を受賞。その後は日本の祭りのほか、スペインや西チベット、メキシコで出合った異国文化や仏教美術などを中心に創作している。宝塚美術協会会長などを歴任し、2011年に同市民文化賞を受賞した。

 会場には初期の抽象画から、今年の新作まで約60点を展示する。チベットの寺院で見た菩薩(ぼさつ)像を描いた絵画や、大阪の天神祭のにぎわいを表現した作品は高さ約2・5メートル超の連作で、見る人を圧倒する。深い赤色を用いる作品が多く「日本らしさを印象付ける美しい原色が気に入っており、曼荼羅(まんだら)の絵などにもよく使う」と語った。

 副題の「メアンドロ」はスペイン語で「つづら折り」を意味する。辻さんは「若い頃は抽象画と具象画のはざまで苦闘した時期もあったが、その日々をはい上がって今日につながっている。そうした紆余(うよ)曲折の過程も楽しんで鑑賞してもらえたら」と話していた。

 午前10時~午後6時。水曜定休。大人800円、中学生以下無料。同センターTEL0797・62・6800

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