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映像グランプリの脚本賞受賞を喜ぶ(左から)竹本祥乃監督と近藤修平プロデューサー(オフィスハッセル提供)
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映像グランプリの脚本賞受賞を喜ぶ(左から)竹本祥乃監督と近藤修平プロデューサー(オフィスハッセル提供)
夙川公園で撮影された場面(オフィスハッセル提供)
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夙川公園で撮影された場面(オフィスハッセル提供)
映画「にしきたショパン」の一場面。西宮市内の教会で撮影した(オフィスハッセル提供)
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映画「にしきたショパン」の一場面。西宮市内の教会で撮影した(オフィスハッセル提供)

 兵庫県西宮市を舞台に、阪神・淡路大震災や病気などの試練に立ち向かう男女のピアニストを描いた自主映画「にしきたショパン」が完成した。新型コロナウイルス感染症の影響で製作が遅れ、一般公開は半年延びて来年春を予定する。これに先駆け、今秋、出品したベルギーやコソボの映画祭で各種の賞に輝き、日本芸術センター第12回映像グランプリでも脚本賞を受賞した。(中川 恵)

 映画は、近藤修平さん(60)=同県宝塚市=が5年前に発行した小説を原案とした。近藤さん自身がプロデューサーを務め、神戸市在住の竹本祥乃(よしの)監督が脚本を手がけた。

 物語は2人の若者を軸に展開する。同じ音楽教師に師事し、ピアニストを目指す高校生凛子と鍵太郎(けんたろう)。震災が起きた後、2人はピアニストの道を閉ざされかねない大きな試練に見舞われる-。

 地元の風景をふんだんに盛り込もうと、昨年の春から9月までに、阪急西宮北口駅周辺や県立西宮高校、夙川公園などで撮影した。当時、同高ピアノ科生だった水田汐音(しおね)さん、神戸市出身の中村拳司さんが出演。約300人のエキストラは地元の人が携わり、制作費の一部はクラウドファンディングでまかなった。

 しかし、新型コロナ禍でスタッフが集まれず、編集に遅れが出た。今年春には映画祭などに出品し、秋には公開する予定だったが、映画館が休館を余儀なくされ、上映のめどが立たなくなった。状況を見ながら編集を進めて完成させ、秋の国際映画祭に出品。ベルギーは審査員賞、コソボは長編作品脚本賞に輝いた。

 近藤さんは「震災を語り継ぐ作品であり、人間の弱さとそれを乗り越える強さを描いた。地元の人に楽しんでもらおうと思って作った映画が国内外で評価されたことはうれしい」と話す。詳細はフェイスブックページ「にしきたショパン映画化への道」で。

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