コーヒーの魅力知って 宝塚のコーヒー店が協会結成、PR
2020/12/13 05:30
コラボ商品をPRする宝塚珈琲協会のメンバー=宝塚市役所
コーヒーで宝塚を盛り上げようと、兵庫県宝塚市内にある自家焙煎(ばいせん)コーヒー店3店が「宝塚珈琲協会 TAKARAZUKA ROASTERS」を結成した。各店こだわりのコーヒーの入れ方を紹介する動画の公開や、コラボレーション商品を発売している。(名倉あかり)
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日本最古のコーヒーチェーン店「カフエーパウリスタ」があったとされるコーヒーのまち宝塚。市内に自家焙煎コーヒー店が約10店あり、そのうち「百合珈琲店」「SHIZUKU COFFEE ROASTER」「珈琲焙煎工房 みさご珈琲」の3店が協会を発足させた。
3店は昨年、宝塚の魅力を伝える市の特集誌「モノ・コト・バ ムック」の第1弾「コーヒーで知る宝塚」の発行に尽力。個人店舗ではできないイベントなども企画したいと、互いに協力を持ち掛けたという。
協会の取り組みとして、各店舗のコーヒーの入れ方を動画投稿サイト「ユーチューブ」で公開。店内の紹介からこだわりの抽出方法まで、約3~5分の動画にまとめられている。
各店の人気のコーヒーを100グラムずつ詰め合わせたコラボ商品「TAKARAZUKA ROASTERS Variety Pack」も販売。豆と粉の2種類あり、1箱2千円(送料、税込み)。インターネットや店頭で15日まで予約を受け付けている。
SHIZUKU-の代表、浅野裕亮さん(46)は「各店の個性を味わい、宝塚のコーヒーの魅力を知ってもらえたら」と話した。